茶碗　十徳　【清水焼】【京焼】【前田宝泉】

名称：茶碗　十徳
材質：陶器
原産地：国産
サイズ：径12.2cm×高さ8cm

この抹茶碗には、日本の茶文化を象徴する「茶十徳」が描かれています。「茶十徳」とは、茶を喫することで得られる十の徳を示す教えです。その内容は以下の通りです：

諸佛加護: 茶を喫すれば仏教の守護により幸福になれる

煩悩消除: 欲望を断ち切り、心の安らぎを得る 

息災延命: 病気を遠ざけ、寿命を延ばす 

五臓調和: 身体の調子を整え、健康を保つ

寿命長遠: 長寿を全うする 天神随心: 心を穏やかに保ち、神々の心に沿う

孝養父母: 父母を敬い、親孝行の心を育む 

睡眠自除: 睡魔を払い、集中力を高める

諸天加護: 神々の守護によって幸福になる

臨終不乱: 最後の時を穏やかに迎える この碗を使い茶を点てることで、これらの徳を感じ、茶の湯が持つ深い精神性に触れることができるでしょう。

前田宝泉　陶歴
1959年　陶芸家、前田正範の二男として京都市生まれ。

父、正範に陶芸の指導を受ける。
彫刻家・京都市立芸術大学名誉教授、山本恪二先生に彫刻の指導を受ける。

1995年　前田五雲より独立。

京都市山科区西野山にて開窯

この茶碗は職人による手作り、手書きで制作されております。そのため、掲載している写真やサイズ、色合いなどが、実際の商品と若干異なる場合がございます。何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

作家や職人の手によって一品一品手造りで仕上げたものです。 多孔質な陶器の性質上、陶肌に表れるピンホール(針で突いたような穴)や鉄粉(原料に含まれる鉄分で黒っぽい斑点)、細工の加減で生じる釉薬の溜まり・流れ・焼成によるひずみや、色調・大きさなど各々に差異が生じてまいります。 使用上の問題はなく、良品でございますので、手造りならではの味わいとしてお楽しみ下さい。